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自作のオリジナルパーカー・スウェットを作る!方法やメリット・デメリットも

公開日:
2021/12/28

「オリジナルプリントのパーカーやスウェットは高そうだから自分で作ってみよう」「ハンドメイドが好きだからオリジナリティ溢れる自作パーカーやスウェットを作ってみたい」と思っても、どんな方法があって何を揃えたらいいかわからない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、自作のオリジナルパーカー・スウェットの作り方やメリット、デメリットなどについてわかりやすくご紹介します。

自作のオリジナルパーカー・スウェットの作成の流れ

オリジナルパーカー・スウェットを自作するときの流れは次の通りです。

  1. パーカーを準備する
  2. プリント方法を決める→サイズ・位置を決める
  3. プリントする→乾燥する

まずパーカーを仕入れます。

パーカーを準備したあと、仕上がりに大きく影響するのは2番のプリント方法です。
そこで、次からプリント方法について詳しくご説明します。

プリント会社に頼まずにオリジナルパーカーやオリジナルスウェットを作る方法は、主に以下の3つです。

  • アイロンプリント
  • ステンシル・スタンプ
  • シルクスクリーン

それぞれ詳しく見ていきましょう。

アイロンプリント

自作プリントの方法として最も簡単なのは、プリンターを使ってアイロンプリントペーパーにデザインを印刷し、アイロンでパーカー・スウェットに転写する方法です。インクジェットプリンターさえあれば簡単にできるので、まずはこの方法で試してみるのがおすすめ。

【用意するもの】

プリンター・アイロンプリントペーパー・アイロン・当て布

【作り方】

  1. アイロンプリントペーパーにデザインを印刷する
  2. アイロンを使ってパーカー(スウェット)に圧着する

アイロンプリントペーパーを用意すればすぐに作成できるのが魅力。アイロンペーパーにプリントする前にプリンターのノズルチェックをしておくと安心です。

ステンシル・スタンプ

2つ目はステンシルシートや消しゴムはんこを作って布用インクでプリントする方法。手作り感のある仕上がりになります。

ステンシル

【用意するもの】

クリアファイル(ステンシルシート)・原寸デザイン・布用インク・スポンジ・マスキングテープ・当て布・アイロン・カッター・カッティングマット・新聞紙など

※こちらの動画はTシャツですが、パーカーやスウェットでも同様に作ることができます。

【作り方】

  1. 原寸デザインの上にクリアファイル(ステンシルシート)を乗せ、マスキングテープで止める
  2. デザインに沿ってカッターで切り抜く
  3. パーカー(スウェット)の中に新聞紙などを入れてから、プリントしたい場所にマスキングテープでステンシルシートを固定し、布用インクをスポンジに付けてポンポン押していく
  4. 当て布をしてアイロン掛けをしたら完成

消しゴムはんこ

【用意するもの】

消しゴムはんこ用消しゴム・原寸デザイン・カッター(彫刻刀)・トレーシングペーパー・布用インク・当て布・アイロン・新聞紙

【作り方】

  1. トレーシングペーパーに鉛筆でデザインを描き、描いたデザイン面と消しゴムを合わせてデザイン面をこすって転写する
  2. 転写されたデザインを彫り出す
  3. パーカー(スウェット)の中に新聞紙などを入れてから、布インクでパーカーにスタンプする

シルクスクリーン

一番本格的なのがシルクスクリーンです。メッシュ素材に穴の空いた部分と穴を塞いだ部分を作り、その上にインクを乗せることで、穴の部分からのみインクが通過して描画される仕組み。版を作って刷るので手間と時間がかかりますが、簡単に作れるキットも販売されています。ただしキットは高額なので、キットを使わない方法をご紹介します。

【用意するもの】

専用スクリーン・専用インク・インクジェットプリンタ用OHPフィルム・スケッパー・フォトフレーム・感光のためのライト(なくてもOK)

【作り方】

  1. インクジェットプリンターで使用できる透明のOHPフィルムにデザインを印刷する
  2. フォトフレームとスクリーンでスクリーン版を作る
  3. 版にOHPフィルムを乗せて露光する
  4. 露光が終わったら水で洗い流す
  5. パーカー・スウェットにプリンとしてインクを乾かしたら完成

スクリーン版は、終わったらしっかり洗っておけば何度も使用できます。かなり手間がかかる上きれいに仕上げるのにコツがいりますが、何枚も同じデザインをプリントするならおすすめできる作り方。

オリジナルパーカー・スウェットを自分で作るメリット・デメリット

画像:Unsplash

業者に頼まずにオリジナルパーカー・スウェットを自分で作るのには、メリットはもちろんデメリットもあります。それぞれ詳しくみていきましょう。

メリット

オリジナルパーカー・スウェットを自作するメリットは、以下の3つ。

  • 価格を抑えることができる
    ※専用キットを使用しない場合。また、プロに依頼しても枚数や印刷方法によっては安く抑えられる場合もあります。
  • 作る工程を楽しむことができる
  • 自由度が高いものが作れる

自分で材料を調達して作る場合、プリント方法や工夫次第で費用を抑えることができます。また、自分の手で作ることによって作る工程そのものを楽しむことができ、一緒に作る仲間や家族との思い出としてより印象深いものになるでしょう。プリント会社にオーダーする場合はプリントできる場所がある程度限られますが、自作の場合は自由にプリントできるのも魅力の一つです。

デメリット

オリジナルパーカー・スウェットを自作するにあたってのデメリットは以下の3つ。

  • ある程度の確率で失敗するリスクがある
  • プロに比べてクオリティーが落ちる
  • 材料の調達や作成に時間がかかる

自作の場合、どうしても失敗のリスクが高くなってしまいます。初めて挑戦する場合、他の部分に色が付いてしまったりムラが出てしまったりといった失敗は必ずと言っていいぐらいの確率で起こるでしょう。また、「プリントが剝がれやすい」「色落ちする」などクオリティーの面でもプロにはかないません。さらに、作成の時間はもちろん材料の調達にも時間がかかります。

確かな仕上がりを求めるならプリント会社への依頼を検討しよう

画像:Unsplash

手作りのオリジナルパーカーにはもちろん魅力もたくさんありますが、確かな仕上がりを求めるならプロへ依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。業者に依頼するメリットは以下の3つ。

  • 仕上がりが美しく高品質
  • ある程度まとまった数の注文であれば価格を抑えられる
  • 手間がかからない

業者に依頼するメリットはなんと言っても手作りでは実現するのが難しいクオリティーの高さ。プリントの美しさはもちろん、耐久性に関しても圧倒的にプロに任せた方が納得のいくものが出来るでしょう。デザインさえ準備すれば、あとは手間がかからないもの大きな魅力です。価格に関しては、複数枚注文することで抑えられる場合が多いので、一度見積もりを依頼してみるといいですよ。

どんなプリント会社に依頼するのがいい?

画像:Unsplash

少しでも安く作りたいからといって、価格だけを見て選ぶのはお勧めできません。

もちろん価格は重要なポイントですが、多くのオリジナルTシャツ会社では高価な機械で大量生産を行い大々的な広告宣伝によって集客しています。ということは、同じTシャツ代金でも設備コストや広告費が盛り込まれていることになり、十分な品質が得られない場合が多いのです。また、プリントや生地の質を下げることでコストカットに繋げている場合、長く愛用するものとしては品質の面で満足できないこともあるかもしれません。

品質のしっかりしたものを数十枚~百枚程度作りたいとお考えの方は、エスグラフィックにもご相談いただければと思います。高い機械を使わず職人の手作業で丁寧に作成しているので、価格を抑えつつ長く愛用いただけるのが特徴です。

自作のオリジナルパーカー・スウェットは工程を楽しもう

画像:Unsplash

プリント会社に頼まずにオリジナルパーカーやオリジナルスウェットを作るには、以下のような方法があります。

  • アイロンプリント
  • ステンシル・スタンプ
  • シルクスクリーン

手軽にオリジナルパーカー・スウェット作りを試してみたい方は、簡単にできるアイロンプリントがおすすめ。手間はかかりますが本格的なプリント工程を楽しみたい方はシルクスクリーンがおすすめです。

確かな仕上がりを求めたい、または簡単なプリントを楽しんだ後クオリティーを追求したいと考えるなら、業者に依頼することも検討してみましょう。
それぞれのメリット・デメリットを知った上で納得のいく方法を選び、素敵なオリジナルパーカーやオリジナルスウェットを作成してみてくださいね。

オリジナルプリントTシャツのご注文方法は、こちらをご覧ください。

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